2008.10.26 釣行記録


釣行日:07時 〜 13時
場所:金田湾

嗚呼、生きてるって素晴らしい。

今日は待ちに待ったカワハギ釣りに、金田湾にてボートフィッシング。

交通費節約のため、一般道をバイクでぶいぃ〜んって行こうと思ってたんだけど、結局途中から横々使って現着。

今回のメンバーは、タカさん、ミヤ、KATU、俺様の4人。
2艘に分乗して出陣です。

ボート屋で聞いたカワハギポイントまで、えっちらおっちらと漕ぎ続け、この辺だべってなアバウトさで仕掛けを投入。

おっと、早速釣り上げたよ・・・タカさんが。
何とびっくり、良型のカレイだ!!

俺様も準備を整え仕掛けを降ろし・・・トラギス・・・。

仕掛けを降ろす度にコツコツと微少なアタリがあり、何か居るってことは明白なんだけど、いくら合わせても針掛かりしない。やっと掛かったと思ったらキタマクラだし。

そんな中KATUがやってくれましたカワハギげっちゅ!

俄然やる気だけは盛り上がるものの・・・相変わらず餌だけ無くなっていく。
しばらくするとアタリすらなくなり・・・。

移動をしても、たま〜に、本当にたま〜に外道のベラが掛かるくらい。
しかも、ベラ2匹をKATUからおすそ分けされてしまった・・・屈辱。

次第に風が強くなってきたので、ベラ・・・じゃなかったカワハギを諦め、戻りがてらイイダコ狙いに。
ところが、強くなり始めたどころか、もう暴風!
真っ直ぐ進めない、つーか漕いでも漕いでも進まねぇ。
本気でヤバイとビビッてる俺様をケラケラ笑いながら見ているKATU。

じゃぁ〜代わりやがれって交代して漕がせたけど、やっぱり進まない。あたりまえだけど。
真剣な顔しているKATUを、多分始めてみたぜ、けけけ!

とか、本気で言ってる場合じゃなかったんだけど、風も時折弱まりKATUの頑張りで、なんとかボート屋前まで戻ってくることが出来た。

途中でイイダコも狙ったんだけど、なめてたね。
KATUが5杯くらい?、俺様はたったの3杯。

今回、スッテ仕掛けで挑んだんだけど、根掛かりが気になって、ちょっと勝手が悪く感じた。
スッテ直結でシンカーを通しただけだったんで、スッテが上手く動かなかったのもよくなかったのかも。
間にヨリ戻しか、シモリ浮きを入れてみれば良かった。

・・・ってか、それよりカワハギじゃ!

難しい。本当に難しい。

素人ながらに分析すると、ハゲ針はダメだね。
道具のせいにしちゃダメなんだけど、この針は絶対玄人向けだ!
アサリを刺すための針で、魚を掛けるためのモノじゃないと思う!!
かっこつけずに丸セイゴとかにしておけば良かった。

竿は今回、フグ竿を使ったんだけど、これも扱いが難しいなぁ。
穂先ペニャペニャ胴がガチガチの8:2。
カワハギ竿も同じようなもんだと思うんだけど、扱い辛い。
アタリは敏感にキャッチするんだけど、のせられない。バスロッドとか使っても同じなのかもしれないけど。

一番の問題は、やっぱ餌かな。
市販の冷凍アサリを持ち込んだんだけど、餌持ちが良いってうたい文句に食いついて、なんとか加工されてるヤツにしてみた。
KATUは単純冷凍モノみたいだったんだけど、差は歴然。
加工されてるやつは確かに硬くて餌持ちが良いんだけど、パッと見ボイルアサリ。
臭いとかも解凍モノに比べて弱いし、とにかく食いつきが悪かった。
活性が高い時には有効なのかもしれないけれど、やっぱり、生>解凍>加工って事かな。
オキアミも持ち込んでいて、これも使ったんだけど加工品より食いは良かった。
・・・即ボロボロにされちゃうけど。

結局のところ、素人が1回で得るものは何も無し。
乗合船とかで上手い人の技を見て、実際に掛けてやらないと上達しないって思い知った。

あぁ〜あ、カワハギ&イイダコ三昧の食卓になるはずだったのに。
我が家の夕食に並んだのは、ベラの空揚げ。

初めてベラ(キュウセン)を食べたんだけど、可も無く不可も無し。
特別美味しいって感じでは無いね。食べず嫌いになる必要もない。

ちょっと揚げすぎちゃったのかもしれないけど、身はパサパサになった。
ちょうど、鮭フレークみたいな感じの見た目と食感。ポロって見離れする感じでは無い。

味は・・・良く言えば淡白。単純に言えばパッとしない。
ポン酢で食べたんだけど、子供には好評。

ベラ、無理に持ち帰る必要は無いけど、毛嫌いするほどじゃなかったよ。
餌取りとしては毛嫌いするけどね。

なにはともあれ、無事に帰れただけで今回は良かったと心から思う。
海をなめちゃいかんぜよ!