2009.05.21 釣行記録
釣行日:2009/05/21 07時半〜15時
場所:東京湾大貫沖
昨年、初めてサイマキ(車えびの子)によるマゴチ釣りをやってガッツリ魅了され、今年も行ってきたぜ。
5月21日は会社の創立記念日。
なので、大手を振ってお休みが出来るってモンだ(1ヶ月前から調整したけど)。
船宿は昨年と同様に
六郷水門 ミナミ釣船
。
ここの宿は、常連客が多く一見さんは皆無な雰囲気。去年も釣友KATUが事前にお世話になってなかったら行くことはなかっただろうな。
でもね、船長がすっごい良い人なのよ。なので、今年もここで。
同行者は、いつもと代わり映えせず、KATUとヨシキ。
俺様は昨年同様にウキウキしちゃって、夜、寝れなかった。
ヨシキはこの釣り初挑戦なんだけど、彼も魅惑の世界に引きずりこめるかな?
朝、新型インフルネタのニュースに見入ってしまい、ちょっと出発が遅れた俺様と、わりを食った同乗者ヨシキが船中最後の到着で、合計10名での出船。
なにやら
@niftyつり
の取材とかで、常連らしき客以外に初心者らしいネーちゃんとカメラマン、同行者一名もいた。
俺様達は「お!とうとう全国デビューか!?コジレイとの合コン釣り大会も夢じゃない?」なんて期待も高まったが所詮はwebサイトなんで。
つーか、平日にこんだけ乗るってナニゴト?
多摩川の水門から出船なんだけど潮が引いちゃってるんで、船着場からちっちゃい船で出船し、多摩川本流に係留されている釣り船へ乗り移る。
席は、先行していたKATUが船宿のご好意により右舷オオトモ。
いや、船着場に荷物を置いておいたら、勝手に席まで運んでくれてたらしいんだけど。
遅れた俺様とヨシキは左舷の胴。
出船前に船長からのエサ付けレクチャー。
・・・去年より長めです・・・取材が入ってるから?
どうせこの時間は下げいっぱいで釣れないだろうと、逸る気持ちをグッとガマン。
仕掛けはこんな感じで使い放題。
当日は17号と18号が用意されてた。
俺様が選んだのは18号のオレンジパイプのやつ。
船は一路、大貫沖へ。
天気は良いけど結構風がある。
エサはサイマキ(車えびの小さいの)と、前日キス釣りで釣れたというメゴチとトラギス。
サイマキは5匹までは船代に含まれていて、以降は1匹100円。
メゴチとトラギスは使い放題。
竿は適当に使って良いよってことなので、自前の竿(手持ち&サイマキ)とレンタルのボロ竿(失礼!:置き竿&メゴチorトラギス)の2本出しで。
移動中のKATUは余裕そのもの。
なんたって、労せず大トモGetですから。
さっそく開始するも・・・沈黙。
釣れないどころか、船中アタリすら無い時間が続く。
水深や船速などこまめにアナウンスしてくれるんだけど、全然気配なし。
しばらくすると、隣のヨシキの竿が弓なりに!!
お?っと思ったが、残念ながらイカ。さらに残念なことに、網で掬えず逃げてしまった。
イカはエサをただ抱いているだけなんで、なかなか獲るのは難しいようだ。
そうこうしていると、右舷のトモのほうから歓声が!
な、なんとKATUが1本揚げやがった!
しかも、間髪入れずにヤツの置き竿に、もう1本!!
くっそぉ〜!!
なんか、カメラマンに写真とか撮られてやがる!
絶対場所の差だよな!ってヨシキと陰口叩いていたら、俺様にもビュビュってアタリ。
あぁ・・・イカだ。
ゆっくりゆっくり巻き上げて、船長がサクっと掬ってくれました。
これで今夜のおかずはGetだぜ!って、本命はマゴチだっつーの。
またまたヨシキに!!イカが・・・。
餌を交換するためにサイマキを選定する姿が、ちょっと物悲しげだ。
こっそりKATUもイカを獲ったらしい。
その後もイカの猛攻(ってほどでも無いけど)でエサを噛まれ続け、俺様にもいよいよ本命のアタリが!!
ドキドキしながら食い込むのを待っていると、船長が「にーちゃんの竿、アタッてねぇか?」って。
にっこり振り向きながら「わかりますぅ〜?」ってね、うひひ。
本アタリと同時にガッツリ合わせを入れる俺様!!
きゃ〜たまりません、この至福の時!!
ガンガン引き込むヤツをサクサクと巻き上げ、水面に出た魚は結構デカイ!(と思った)
んが、俺様と目があった途端に船下に潜ろうとし、強引に引き出したら今度は一気に沖へ走ってしまった。
慌てた俺様は竿を立てちゃったもんだから・・・痛恨のバラシ・・・。
あぁ、悠々と逃げていく魚を見送りながら、自分のヘタクソさ加減に目がクラむ・・・。
沖に走らせないように魚を回すのが鉄則なのにぃ〜。
シーバスでしょっちゅうやってる失敗を、この大事な場面でやっちまうとは、とほほだよ。
船長 : 「上手いなぁ〜、マゴチは。へへへ。次はオレが掬ってやるよ。」
俺様 : 「なんだよ、上手いってのは俺のことじゃねぇの?」
船長 : 「まぁアワセのタイミングは良かったけどな、ひひひ。」
俺様 : 「ちぇっ!」
その後は起死回生の一発を!と、心の中で念じ続けるが時刻は昼を回り・・・。
あぁ釣れねぇ・・・。
自分の中では諦めモードが入りつつ、でもなんとか1本をと終始立ち続けて待つ。
船長から水深のアナウンス「水深ほにゃららメーター。少し上がってますよ。」
頭の中で、山の上で待ち構えているマゴチを想像しちゃった瞬間!!
ビクビク・・・ビクビク・・・。
どひゃぁ〜きたぁ〜!!
食い込め!食い込め!!心の中で叫び続ける!!
ググッ!!!!!
おっしゃぁ〜!!
ガッツリあわせて、雄たけび一発「船長ぉ〜!!」
慎重に巻き上げ、最後はヨシキに掬ってもらってガッツポーズ!!
無事に取り込んだのは、55cmの良型マゴチ。
うぅ〜ん、嬉しいぞぉ〜!
その後はイカや多分フグの攻撃を受けつつ、本命のアタリ無しで終了となった。
一日通しで2打数1安打・・・辛い釣りだよなぁ。
アタリは右舷に集中して8匹、左舷は3匹の船中11本。
船長が取材陣の陣取る右舷をヒイキしたんじゃないかと(笑
トップ3匹が2名右舷のミヨシとトモ・・・トモってKATUじゃねぇか!!
左舷ミヨシの常連っぽい人も含めて丸坊主が3名出て、やっぱり腕の差以上の差が出る難しい釣りだなぁと。
さらば、東京湾・・・また来年・・・。
帰宅後、他宿の釣果をチェックするとトップ6本。
30年使い込んだハネ竿の爺さんという書き込みを発見。
あぁ、やっぱりモロに腕の差なのかも・・・。
持ち帰ったマゴチは、とりあえず半身を刺身にしてみた。
皿右下の塊は、キモと和えてタタキにしたもの。
神経締めだけして血抜きをちゃんとしなかったんで、キモが赤みを帯びてしまってますねぇ失敗失敗。
カワハギのキモのようにトロミは無く、どちらかといえばレバ刺のような弱プリプリ感。
大型魚を食べる時には、是非試してみてください。美味しいですよぉ。
たまにアニサキスが居ることがあるんで、チェックして綺麗に取り除いてから叩く事を忘れずにね。
ヨシキから頂いたシリヤケ(写真一番上)と俺様のコウイカは、数日寝かしてから食べよっと。
ロッド : Daiwa Saltist BAY JIGGING(BJ601HB)
リール : Daiwa AIRD 100L
ライン : GOSEN PEPET 1.5号
仕掛け : 鋳込み天秤15号+船宿オリジナル