2009.06.09 釣行記録


釣行日:2009/06/09 06時〜13時
場所:佐島沖〜城ヶ島沖

♪イサキぃ〜めぐりぃのぉ〜、船は走るぅ〜♪

ってなもんで、今回は釣友KATUと共に、会社をサボってイサキ五目に行って来たお話し。

今回利用した船宿は 佐島 志平丸
先月あたりからイサキの釣果がかなり良く、10〜20匹程度はコンスタントに釣れているらしい。

ならば!って計画を・・・って思ったんだけど、ソコソコ忙しくて調整がつかず。

結局、忙しいヨシキとケンジは置き去りに、KATUとサシで行くことに。
ごめんね、ヨシキ。ごめんね、ケンジ。
キミらの分も楽しんでくるよってね(笑

前日まで知らなかったんだけど、出船は6時・・・早っ!
バイクで下道使って行く気だったんで、起床は3時だなって計画たてたんだけど、結局2時に目が覚めた。
まるで遠足前の小学生だね。

5時に宿に到着すると、既に幾つか席が取られている。
KATUに右舷のミヨシを取れ!って言われたんで、ミヨシ2席を確保。
まぁ判ってはいたんだけどミヨシもミヨシ、大ミヨシなんで一段高い所だ。

受付を済ませ、KATUが来るまでマッタリしていると、次から次に釣客がやってくる。
えぇ〜平日なのにこんなに来るの?ってな位で、俺らを含め総勢11人。

ここの宿は、目の前の砂浜から小型船(写真左の定員16名乗りの船)で出船し、沖に係留されている船に乗り移るスタイル。

乗船して大ミヨシに荷物を置くと、船長が「広く使ってくださぁ〜い」って。
んが、なんと大ミヨシにはバウレールがあるのだがメッチャ低い上に、ヘリの竿穴が無くコマセバケツも置けねぇ!!
KATUは「こんなところでやってられるか!」と胴へ移動。
俺様は無理矢理一段降りて(足場が狭くしかも斜め)釣り座をもぎ取る。
ふっ、KATUめ、俺様の策略にハマッったな。これで今日の勝負は俺様のもんだ、と、心の中でほくそえむ。

海はベタ凪、天気は曇りで暑くなく快適。

出船後、ものの10分程度で最初のポイントへ。
東京湾奥の宿と違って、目の前がポイントってのは良いねぇ〜。

用意されたのはアミコマセと、付けエサのイカ&オキアミ。
仕掛けは市販のイサキ用3本針でビシは35号。
ビシ&天秤は無料レンタルなんだけど、最初に預かり金2,100円がかかる。
このときの手持ち金額が2,800円程度だったんで、ヒヤヒヤものだった。
竿はサービスでレンタル可能だが、俺様はいつものジギングロッドに船釣り用廉価リール。

仕掛けはウイリーもあるんだけど、俺様は3本空針で全長3m。
まずは下にイカ、上2本にオキアミを付けてチャレンジ。

指示棚は28m〜16m(だったかな)。
指示棚底+3mまで沈め数秒待ち、仕掛けが馴染んだ頃を見計らって1シャクリ。
すると1投目からキュキュンとこぎみ良いアタリ!
ココで合わせず追い食いを待ち、釣り上げたのは15cmほどのウリンボのダブル。
いずれもオキアミに食ってきた。

こいつは幸先良いぞ・・・でも小さいなぁ(ここでのレギュラーサイズらしい)。

その後も1投毎に釣り上げるんだけど、ほとんどがオキアミに食ってくるんで、途中から3本全部オキアミを付ける事に。
仕掛けが長く(船釣専門の人に笑われるかな?)手前マツリの繰り返しで手返しが悪いが、気付けば10匹を超えていて、めっちゃ爆釣か?って思った矢先。

船長:「んじゃアジポイントに移動しまぁす。」

ありゃりゃ、幼魚を獲り過ぎないように配慮したんかな?
10分ほど走りアジポイントへ。

船長:「83m、下から5mを」

おぉ〜い、ライト五目じゃねぇのかよぉって右隣の釣客と談笑。
あ、並び順は右舷ミヨシから、俺様→他人A→KATU→他人B・・・。
俺様は他人Aと仲良く釣りをし、KATUは他人Bと仲良くなって・・・へんなの。

”アジ”ポイントではのっけからサバの攻撃。
船上は悪い意味でのお祭り騒ぎで、あっちこっちで仕掛けが絡み、船長がかなり面倒くさそうなのが笑える。
俺様の右隣の他人Aは釣慣れしているようで、御互いに声を掛け合いながら仕掛けを投入したり魚を取り込んだり。
おかげで一日を通して、この人とは一度針を掛けた軽いオマツリ1回ですんじゃった。
一人飛ばして、KATUも一度釣っちゃったけど、これも比較的軽かったもんね。

サバの層を突き破るべく底までビシを落とし(糸残量は10m切ってますからぁ)、あまりコマセを撒かずに定位をキープ。
じっくり待つと、今度はググンってサバとは違うアタリ。
こりゃ頂きだってゆっくり巻き上げていくと本日最大の良型アジをGet!!

その後も同じ方法を試すが、本日最小の中アジを追加出来ただけ。

またまた移動しまぁ〜すってんで、イサキポイントへ。

相変わらずのウリンボサイズのうえ、朝ほどの連釣は無く・・・。
業を煮やしたか、船長「ちょっと深いですがアジに行きます」って。

ちょっとじゃねぇよ、めちゃくちゃ深ぇよ!の、85m。
潮も効いちゃってるんでずこ〜んと糸が出て、残糸10mを切ったところで怖くてクラッチを戻す。
すると船下へビシが寄ってきて・・・ゴゴゴンってアタリ。
サバとは違うアタリなんで追い食いを待ち、エッチラオッチラと巻き巻き。
一投目から大アジのダブルだ。

同じパターンでも即アタリ。
Hitパターンを掴んだものの、80m超の上げ下げはかなりキツイ。
しかも1匹毎に上げるのは億劫なので追い食いをさせるから、メチャメチャ重い。
嬉しい悲鳴も悲しい悲鳴に変わっていく。

後半は二枚潮になっているようで、あ、こりゃヤバイなと思った時には案の定左舷の人とオマツリ。
まぁ15〜6m位しか出てなかったんで、そっちで上げてくださぁいって声をかけつつクラッチ切って左舷に移動すると様子がおかしい。
上がってきた仕掛けは・・・ビシが4つありますから。
ちょっと待ってって言ってんのに、右舷のじいちゃんが無理矢理引っ張るから、ビシ持ってたおっちゃんは手切っちゃうし、船長は右往左往しちゃうし。
KATUがしょっちゅう休憩してたのは、あのじいちゃんのせいだなって勝手に思ったりして。

結局俺様が4ビシを巻き上げ(すっげぇ重い)、船長と二人で仕掛けをぶちぶちブッチ切り。
まぁ全員ビシが無事だったんでひと段落。

船長も面倒になったのか「アジの反応は濃いんだけど、こんだけオマツリしちゃうんじゃねぇ」と言葉を残し「移動しまぁ〜す」って最後の十数分はイサキポイントへ逆戻り。
俺様は予備の仕掛けが底を付いてたんで、捨てた針を無理矢理結びつけて仕掛け作成。

もうあまりやる気も無かったんで適当にやってたら案の定何も釣れず。
そしたらさっきのじいちゃん、なんと船中最大の38.5cmのイサキを釣り上げやがった!!

朝からずっとココでやってたら、何枚かあのサイズが出たのかねぇ?なんて他人Aと談笑して本日は終了。

結果的には・・・綺麗に並べて写真を撮る元気も無く。

15cm〜20cm程のイサキを17匹。
20cm程度のギリギリ良型は2匹のみで、抱卵してたのはこの2匹だけ。
刺身はウリンボサイズが一番旨いとか言われたが・・・1匹で2枚の刺身・・・。
もう面倒臭ぇから、皮剥いで全部丸揚げにしちまおうか。

アジは20cm〜30cm後半のを19匹。
18匹は全て30cm超で全て抱卵&白子持ち。
刺身や塩焼きじゃ食べきれないので、近所におすそ分け。残ったのはアジそぼろ。
開きなんて面倒なんで作らない。
当日の刺身は良く言えば新鮮。悪く言えば硬くて旨くねぇ。
当日食べるなら、やっぱ東京湾の脂ギトギト大型アジが一番だねぇ。

40cm超のウマヅラ1匹。
抱卵してるし、肝もしっかりあった。でも薄皮はぐのがすっげぇ大変だった。
やっぱ刺身だよね・・・一日置いてから。

20cm程の中型カワハギ2匹。
抱卵してるけど肝は小さい。空揚げにしよっと。

その他、でっかいサバ3匹、小型の沖メバル1匹、カタクチイワシ14匹、スズメダイにネンブツダイなど、確かに五目釣りだな。

家帰って捌かなきゃいけなかったんだけど・・・もう途中で力尽きたよ。

釣れると楽しいけど、釣りすぎ注意ってことで・・・。あぁ、腰が痛い・・・。
しかも、家中(特にゴミ箱)がすげぇ生臭ぇよぉ〜。

  ロッド : Daiwa Saltist BAY JIGGING(BJ601HB)
リール : Daiwa DYNASTAR 150L早技
ライン : PE(号数不明)100m
仕掛け : サニーライトFL(35号)
     YAMASHITA ライトタックル イサキ
     (チヌ針1号・ハリス1.5号)