2011.04.22 釣行記録


釣行日:2011/04/22 07時〜15時
場所:東京湾大貫沖

今年もサイマキ(車えびの子)によるマゴチ釣りの季節到来だ。

4月は誕生月ってこともあって、いくつかの船宿から割引ハガキが届いていた。
今年は釣り気分がどん底状態なので、あまり気にもしていなかったのだけれど、マゴチの釣果だけは気になってて。

そしたら、今年もなかなか好調みたいだったので、一か月前から調整して休みを頂き、いざ東京湾へ!!

船宿はマゴチ釣りで有名な元(?)濱生丸の望月船長が操船する 八幡橋 鴨下丸

アナゴで乗船する事が習わしになりつつある宿なんだけど、今回はとにかくマゴチ釣りの修行ってことで、少しでも上手くなるために授業料を払いに行ってきたのさ。

そして、その結果は・・・

名実ともに、でか頭(ここでは、でか”カシラ”って読んでね)です。
船長公認の61cm、myトロフィーです。
あ、顔出ししちゃってらぁ。まぁ記念だから良っか。

しかも、本日時点で今シーズンの船宿型部門ランキングで3位(同順)ってことだ。

でか頭とは・・・
 船中で最も大きな魚を釣った人の事。
 数を多く釣った人は竿頭(さおカシラ)と呼ぶ。
 腕じゃなく、運だけで勝ち取る称号。

あ、ちなみに、数的には・・・3匹でスソ(最下位だよ、悪かったな)。
つーか、スソでも3匹、topは7匹。
7+6+5+4+4+4+3で船中33匹だぜ。絶好調だよな。

到着時、右舷のミヨシは空いていたんだけど、船長にいろいろ教えてほしいからって、あえて左舷の胴に席をとった。

左右は船長と談笑している常連さん(甲イカ2杯もらっちゃった)。
こりゃ、いろいろと教えてもらわねぇと。

まずは仕掛けの話から。

船長:「今日の潮加減なら、1.3mで良いな。」
俺様:「また細かいなぁ。」
船長:「1.5mで作ってきたんだろ?指広げた分つめりゃ良いんだよ。」

続いて餌付。

船長:「こうして口のちょっと上の鼻に刺してまっすぐ抜けば良いんだ。」
俺様:「簡単にやるなぁ。」
船長:「簡単だもん。」

今度はタナ取りなど釣り方。

船長:「仕掛け1.3mなら、きっかり1m切れば良いぞ。」
船長:「大貫沖はタナ取りは手抜きで大丈夫だ、20秒程度でタナを取り直せ。」
船長:「タナの取り直しするときは、いったん聞きあげてからだぞ。」
船長:「餌は頻繁にチェックしろよ。フグも居るから。」
船長:「餌は弱ってるなら躊躇せずに変えろ。活きの違いで釣果も変わるぞ。」
船長:「ハリス4号?5号にしろよ。」
船長:「1本釣ったら、必ず針は変えろ。」

あとは・・・。

船長:「まわりでアタリ(ここではアタックって言うそうだ)が出たら観察しろ。」
船長:「解らなかったら、なんでも聞け。」
船長:「アタリが出た時は声を出せ、確信が無くてもだ。」
船長:「すっぽ抜けても後悔するな。アワセまでしっかりヤル事が大切だ。」
船長:「1発目のアタリで、どこまで送り込んで口の中まで入れてやれるかが勝負だ」
船長:「アタリの出方でサイズが分かる、そんな釣りをウチはやってるんだ。」

フレンドリーではない優しさ&厳しさと、コチ釣りへの情熱と自信を持っている。
好きな人は常連となり、苦手な人は絶対リピートしない、そんな職人気質な船長だ。

ちなみに、俺様は好きなタイプだ。

今度は数釣りを目指し、さらなる修行を・・・と思うが、経済的にも時間的にも、そうそう行けないよなぁ。

とにかく、もっと沢山アタリを出せるようにしないと。

  ロッド : Daiwa Saltist BAY JIGGING(BJ601HB)
リール : Daiwa AIRD 100L改
ライン : GOSEN PEPET 1.5号
仕掛け : アオリ中オモリ15号
     がまかつマゴチ17号
     フロロ4号(ハリス)