2012.11.10 釣行記録


釣行日:2012/11/10 06時半〜13時半
場所:相模湾

なかなか自腹切って行く勇気が無い釣りって結構あるじゃない。
その中の一つ、ライトタックルアマダイを釣り部で企画してもらっちゃった。

毎度毎度の 第八浩丸 で仕立てだよ。

アマダイって魚は水深100mとかの海底に、穴掘って潜ってる魚。
深海魚って言っても過言ではない・・・過言か。

穴の中からじぃ〜っと上見て、エサが通るとパクって出てくる、そんなイメージ。
100mって聞くと、大した事無いって思うかもしんないけど、リールで1巻き60cmと考えると・・・ひぃ〜な長さだ。

そんな中、ちゃっかりKATUは電動リールのレンタルとかしてやがる。
まぁ俺様はライトタックルで狙いたい!っていう野望があったので、手巻きでやるんだけどね。
でも、軟弱だから、船長に「max100mでお願い」って言っちゃった。

そんなこったから、俺様の最初のまともな獲物は・・・カイワリだぁ〜!
アジ科の魚で、超高級魚だ!
結構引くから、絶対本命だって声に出しそうになったけど、黙ってて正解。

続いての大物は・・・ワニゴチだぁ〜!!
マゴチは時折店先に並ぶけど、結構な値段するよね。
ワニゴチって、体長のワリに頭が長いから、ちょっと面白い。
すっげぇ暴れるし、今度こそ絶対本命だって声に出しそうになったけど、やっぱり黙ってて正解。

回りのメンバは、ポツポツとアマダイを掛けて行く。
でも俺様、アマダイのアタリすら解からない時間が続く。

ヨシキは、赤タチという、これまた深海魚チックな魚を見せてくれた。
この時、本日の最長魚getと誰もが確信したのだけれど・・・。

なかなか俺様にはアマダイが掛からない。
釣れる外道を見ながら、棚を見直していると・・・来たぁ〜、ズルッて巣穴に引きずり込むようなアタリ。
しかも、こりゃトラギスじゃないぞって解かる位の引き味(苦笑)で、あがってきたのは人生初のアマダイちゃんだ。
30cm程の小さい魚体だけれど、初めて見る生きたアマダイは大変綺麗だ。

手に取ると、ベラ系のブヨブヨした肉質。
あんまり美味しそうな見た目ではないけど、こいつもすっげぇ高級魚。

今日は高級魚尽くしだぜ!!

その後もポツポツと数を伸ばし、サイズも半数は中型を追加出来て、初めてとは思えない好調っプリだ。
この釣り、1日やって2〜3匹釣れれば上等だと思ってたくらいなんだから。

終わってみれば、40cm弱を頭に8匹と竿頭。
釣り部部長の面目躍如だ。

同行した計8名が全員型を見たという、なんとも良い釣りだった・・・。

と、締めくくろうと思っていた帰り際、ドラマが!(有りがちな安っぽいセリフ)

外道で掛かった小アジを泳がせで博打を打っていた櫻さんの竿が大きくしなった!!!

なんだ、エソか、エイか、はたまたサメか?とかふざけて船中で話しているが、本人は超真剣。
そりゃそうだ。
引きからすると、かなりの大物、青物かね?なんて話をしながらやり取りの末、海面を割ったのはワラサだ!!
すげぇ!!釣り部でこんなの釣ったらダメなんじゃないの?

持参した一番の大型クーラーにも入りきらず、尾から1/3が外に出ちゃってるし。
赤タチ、かすんじゃいました。

綺麗に釣行を終え、港でハイ、チーズ!

いやぁ、良かった良かった。

 

帰宅後、小型のアマダイは開きにしました。
一番大きいヤツは刺身で頂きましたが、水っぽい食感だけど味は良く、また食べたいなぁと。
昆布締めにもしたんだけど、こっちはネットリした食感になっちゃって、個人的にはNG。
いや、昆布締めってのはこういうもんだってのは知ってるけど、ちょっと保存食っぽいしね。

なかなか美味しかったのは、回り近所からも徴収した雑魚のブイヤベース。
正直、アマダイよりも美味しかったよw。

年に何度も行きたいって程ではないけれど、またやりたいなぁと思う釣りでした。

・・・ところで、高級魚って言葉は良く聞くけど、近所のスーパーで目にしたことは無い。
当然売価も知らず、本当に高級なのか、はたまた珍しいだけなのか、ありがたがってる意味が実は解かってなかったりして。


    ロッド : Daiwa LEADING-XA64 190V
  リール : Daiwa DYNASTAR 150L 早技(ハンドル改)
  ライン : GOSEN PEPET 1.5号
  ルアー : 市販2本針+錘50号