作ってみよう! アジそぼろ!


アジ釣りって、全然食べきれないくらい釣れちゃう事があるって思うじゃない?
でも奥が深いのよ・・・。

2008年に初めてアジ専門に狙ったんだけど、結果は・・・。
船べりで何度バラしたことか。

また、サイズによって全然味が違うんだよねぇ。

いずれにしても、生で食べられるのは数日が限度。
食べきれない魚をどう調理するかが釣り好き料理人(?)の腕の見せ所って事で、こんな料理を作ってみたよ。

想像以上の出来で、自分でもびっくり!!
手間暇かかるけど、是非試してみてね!!

用意したのは・・・。

1、アジのアラ。
 刺身等で3枚におろした後に残った頭と中骨を冷凍しておいたもの。
 生臭さが出ちゃうんで、エラや血合いはキレイに落としてから冷凍しようね。
2、小ぶりなアジ。
 調理のしようが無い中途半端なサイズのアジ。
 塩焼きで食べりゃ良いサイズではあるんだけど・・・飽きるしね。
3、調味料。
 醤油とみりん、塩を少々。
 好みによってみりんじゃなく砂糖なんかでも良いかもね。

たったこれだけだよ。
アジのアラは役に立つので、是非取っておいて欲しいね。

イメージ解説
ダシをとりましょう!
適当な量の水に、残りもののアジのアラをぶち込み
煮立たせながらこまめにアク取りします。
ダシ取りしながらアジを素焼きします。
焼き加減なんか気にせず焦げ付かない程度に焼き上げます。
存分にダシを出してもらったらザルでこします。
ちょっとしたカスが残ろうが関係無し。
素焼きしたアジをほぐしていきます。
極力骨が混ざらないように注意して。
完成時の舌ざわりにも影響するからねぇ。
ほぐしたアジをダシ汁にぶち込みます。
味付けは醤油とみりん、塩を少々のみ。
魚の味を壊さないように、若干薄味にしてます。
一番面倒なのがこの後だ。
焦げ付かないように水気を飛ばすんだけど・・・。
最後のほうは想像以上に水気が飛ぶのが早いんで目が離せない。
アツアツごはんにのせて食べれば、もう最高ぉ〜。


どんな感じですか?
アラも魚も冷凍しておいたものから作っても味は変わらないよ。
多少手間はかかるけどマジで美味いから、保存モノに手をやいていたら試してみてね。