ガイドの補修をしてみる!



以前に980円で中古にて購入したバスロッド。
1回の使用で、4番ガイドが足からもげてしまった。
いや、使用後に竿をしまおうとして、自らもいでしまったというのが正しい。



元値(購入価格)が安く、修理代のほうが高くつきそう。
しかしながら結構この竿はアタリ竿で、ボート釣りでもマゴチをGetしている縁起の良い代物であり、捨ててしまうのはしのびない。

補修用にガイドを単品で購入すると、いくら位するものなのかと、sicリングでお馴染みの富士工業株式会社のHPを確認。

す・る・と、ロッドクラフトに関するPDFが公開されているじゃないの!!
それによると、ガイド固定部を剥がして、糸で巻きつけるだけ。




これなら、簡単に出来るでしょってワケで、ガイドを入手して自分で補修することにした!!
(実は、前にも竿2本補修しており、作業に慣れているって言うのは、ここでは内緒だ。)

まずは材料の準備。
とはいっても、極力カネを掛けたくないので(何と言っても980円の竿だし)sicよりも安価なOリングガイドを探す。
竿はシマノのバスワン。早速シマノのホームページで検索。

便利な世の中になったもんだ、パーツ価格表が公開されてるじゃない!!知ってたけど。
上州屋で取り寄せの依頼をして、あとは届くのを待つだけ・・・って、1週間ほどで無事にGet。税込み158円也。

他に用意したのは糸(スレッド)と、最後の糸止め用にPEラインの切れ端。
今回スレッドは、コーティングしても色が変わらないっていう専用糸(500円チョット)が残ってたんで使ったけれど、個人的にはミシン糸でも充分なんじゃないかと。
ミシン糸はやりすぎとしても、補修糸って名前で売ってる糸で全然問題ないよ。こっちなら半値で買える。
ただしコーティングした時に色が変わっちゃう(濡れた感じ)が、気にならないならという前提付き。



さて、モノは揃ったんでまずは現物合わせを・・・と思ったら、やっちまった!
注文したガイドの品番を間違えた?!
いや、サイズは合ってたんだけど、色がね・・・。
写真じゃ判りにくいけど、ガンメタだったのが銀無垢を注文しちゃったのよ。ま、良いんだけどね。



OK、OK、全然OK!

気にせず行こう。



削り落として・・・。



スレッド巻いて・・・。



ハイ、完成!
細かい手順は富士工業さんのPDF見てね。


後はコーティングするだけ。
竿専用のコーティング剤なんか使わない。だって高いんだもん。
何を使うかって?
オイラはルアー用コーティング液(ウレタンフロア)を塗ってしまってる。
なぁ〜に、980円の竿、これで充分じゃん!!

実は振り出し式の竿よりも簡単に出来ちゃうよ。
もしも愛着のある竿のガイドが壊れたら、一度やってみてはいかが?