型にはめて作る! メタルジグ!


もう少し、本格的に量産してみようと言う事で、型を作ってのジグ作成です。
というか、最初に自作を試みたのがこの方法。
後から、もっと楽に出来ないかを模索して、叩いたり流したりしてみました。
結論から言うと、この型ハメ方法が一番良いです、同じ物が沢山作れます。

今回はジグの型取りをしていますが、ブレード系のボディー部を作成するのも良いです。

まずは型の作成ですが、耐熱シリコンがBestでしょう。
但し・・・高い!
商業化する訳では無いし、そんなに綺麗な物を作る必要が無いでしょ?
もっと安価に手に入る材料は無いかと考えました。

まず第一に、型取りと言う事で最初に思い浮かぶのは石膏。
しかし、どうやら熱に弱く、量産には不向きとの事。

熱といえば・・・そうだ!陶器だ!
って感じで手芸店にてGetしたのが、「陶芸用粘土」です。

これなら、家庭用オーブンで焼けて加工も簡単です。

では、作り方を。

しかしながら、こいつもそれなりに寿命があります。
過去実績では、20個ほど量産した後に、一部欠損しました。
まだ作れそうですが、あまり肉薄な型を作ると破損のリスクは高くなりそうです。

イメージ解説
用意したのは陶芸用粘土です。
実売価格で約600円
これで20個も作れば、充分モトは取れるでしょう。
量産したい型をラップに挟みます。
今回の型はバルサを削り出してみました。
当然ながら、お気に入りのJigなど市販されているモノでOK!
先ほどラップに挟んだ型を粘土に挟みます。
ギュっと握りこんで、内部の型に密着するようにします。
ペロリンっと剥がせばこのとおり。
失敗しても大丈夫!
少し手に水をつけて粘土をコネ直せば、何度でも作りなおせます。
満足いく型が出来たなら、粘土のパッケージにあるように乾燥させます。
しっかり乾燥させたほうが、強度も高くなるようなので、2〜3日放置です。
乾燥が出来たら、次はオーブンで焼くだけ。
ほぉ〜ら、型の出来上がりぃ〜。


後は、流して作ると同様に、ステンレス針金でアイを作り、鉛を溶かして流し込めばOKです。

当然の如く、バリが出るので、ニッパやヤスリで整形する必要があります。
ただし、流したり叩いたりするよりも、整形に要する労力は全然少ないですよ。