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〜 聖地『静岡』 〜



1/1ガンダムがお台場から去ったのは、随分前の事のように思う。

その後ガンダムは、ガンプラ生産の拠点、バンダイホビーセンターのある、静岡県静岡市へ移設された。

ちなみに、当センターは工場見学もできるが、抽選制で、しかも倍率は180倍とかになるんだそうだ!
嫁曰く「変なおっさんがウヨウヨしてそうだ」とか言ってたが、実際には家族連れが多いようだ。
やはり、俺様と同年代の父親が子供を連れてとかって事か。

見たい、見たい!と言い続けて来た結果、とうとう見に行く機会が!
いや、工場見学じゃなくて、1/1ガンダムね。

とはいえ、俺様が企画する気はさらさらねぇ。
毎度の如く嫁がツアコンとなり、静岡県中心部を日帰りで巡る旅が企画されたのだ!

午前5時。
自宅を出発し、最寄りICから東名に乗り、静岡ICへ向かう。

途中、リニューアルオープンに向け着々と工事が進む足柄SAにて、ご休憩タイムという名の「嫁化粧タイム」。
富士スピードウェイが近いから?フォーミュラーカーが展示されていて、ちょっとテンションが上がる。

 

朝日に映える富士山を見ながら、仕切り直し。
一気に静岡ICまで走り切り、東静岡駅近くのコインパーキングへ。

長女は眠いとか言って、駐車場で一人待つと言い出した。

俺:「スレンダーはここで待て!」
嫁:「いや、長女ちゃんは、あんたに似てヤセてはいないから・・・」
俺:「ジーンはオレと一緒だ!」
嫁:「いや、ジーンじゃなくて次女だから」

 

うぅ〜ん、遠い。いや、近いか?
東静岡駅の改札前から良く見える。

俺:「見せてもらおうか
   連邦軍のモビルスーツの性能とやらを。」
嫁:「いや、夜に首がちょっと動くとか?
   そんなもんらしいよ。」

俺:「あのぉ・・・足が見えないんですけど・・・。」
嫁:「あんなの飾りです!
   偉い人にはそれが分からんのですよ!」

くっそぉ〜。
なんとか全身を見ようと、会場をぐるりと半周してみた。
背後に回り込み、壁によじ登ってもみた。
でも、やっぱり足が見えない・・・。

 

仕方なしに嫁と合流すべく、正面入り口まで戻った。

嫁:「さっき、ガードマンさんがちょっとだけ中に入れてくれたよ!」
俺:「私もよくよく運のない男だな。」

つーか、こんなの見に来たんじゃねぇぇぇ〜!
でも、嫁には俺様の思いが通じるハズもなく、新幹線と共に風のように去るしかなかった・・・。

俺:「戦いはこの一戦で終わりではないのだよ。」

そう、戦いはここで終わりではないのだぁ〜(涙

・・・分かってくれるよね。
ララァには、いつでも会いに行けるから・・・。

早々に立ち去り、次は登呂遺跡にある静岡市立登呂博物館へと向かった。
約10分で到着。近っ!!

まだ駐車場が開門されていないので、周りをぐるりと一周。
開門と同時に一番乗りで、好きな場所へ止め放題って感じだ。

博物館の開館まで時間があるので、登呂公園の復元住居やら住居跡やらを見て回る。

 

たて穴式住居、高床式倉庫、祭殿といった、昔、教科書で見た建築物の数々が目の前に並ぶ。
んが、その先に見えるのは、現代社会の家屋たち。
このコントラストを見て、嫁は「幻滅」という言葉を連呼していた。

確かに2009年7月に見た長野県平出遺跡と比べると、遺跡というより「公園」なんだよねぇ。
見方を変えれば、古代と現代の融和ともいえるのかもしれないけど、やっぱりただの公園になってた。
結婚する前に嫁と来た時は、林に囲まれたモサモサ感のある場所だった気がするが・・・。

 

まぁそんなこと言っても始まらないので、博物館の開館と同時に、これまた一番乗りで観覧開始。
オープンしたてだそうで、すこぶるキレイだ。

子供たちは、無料体験コーナーでは田植えや脱穀、火おこしなんかをして遊んでた。
嫁は、弥生式土器のレプリカを、まじまじと眺めて回っていた。

有料の展示室に入ると、出土した土器や石器など、更に嫁の心をくすぐる品々。
長女の勉強のために企画した場所なのに、当の長女はローテンション。
当然嫁はご立腹だ。

続いて向かったのは、俺様も期待していた昼飯屋。
静岡市内だが、山へ向かって県道29号を北上。
そこは、サルも群れるというド田舎(失礼)にある、ヤマメ料理屋の見月茶屋

 

店内には養殖池があったり、繁殖用(?)水槽があったりするけど、古びた民家を改装せずに丁寧に使っているかのよう。

『う〜さ〜ぎぃ〜追〜いし、かぁの山ぁ〜♪小鮒釣ぅ〜りし、かの川ぁ〜♪』

なんか、嫁は写真を見ながら横で歌ってるけど、山で出るのはサルだし、食ったのはフナじゃなくてヤマメだし・・・。

まぁ、口ずさんでしまうのも解らなくもないけど、俺ら結構都会生まれだよねぇ。

 

 

俺様注文は、刺身、から揚げ、塩焼と、小ソバ、ずいき、自家製刺身こんにゃく、味噌汁に、ひえごはん(冷ごはんじゃないよ)の「見月定食(から揚げ付き)」で\1,900也。
嫁と子供は、から揚げ無し版(\1,500)。

うきゃぃ〜旨い!旨すぎぃ〜!!

もともと白身でさっぱりしている魚だってことはわかってたけど、好きだわこの魚。
毎日食えって言われたら困っちゃうけど、年に数回とかなら食いたいなぁ。

次女はひえごはんが気に入った様子で、嫁から、はじくはじく!
嫁のが無くなったら、今度は長女から、はじくはじく!!
しまいには俺様から奪い取りそうだったので、あわてて噛まずに飲んだ。

うん、値段相応においしい食事だった。満足まんぞう。

店の入り口奥では、生きたマムシ君が焼酎の空き容器に入れられ、ペロペロ舌を出して俺たちを送り出してくれた。

更に北上し、次は「安倍の大滝」。
県道から、約1km強ほど山道を歩き拝む事ができるという滝。

嫁はイヤだって言い続けてたけど、たぶん二度と行かないだろうからって説得してツアーに盛り込んでもらった。

嫁が嫌がる理由。
それは険しい山道なんかじゃない。

恐怖の吊り橋を渡る必要があるからだぁ〜!!

 

一つ目の吊り橋は、恐る恐る渡る事が出来たが、二つ目はこのありさま。
すっげぇ腰が引けてるから(笑

どう、この景観。
俺様も高い所は苦手だから解るけど、結構怖い。
しかも高いだけじゃなく、長いし、吊り橋だからグワングワン揺れるんだわ。

 

すっごい山道を登ったり下ったり。
すぐ横は崖だったり、谷だったり。
熊とか出ないか、素で心配になったり。

 

その後も吊り橋やら丸太の架け橋やらを通り、到着したのがこれだぁ!



いやぁ〜、自然ってすげぇなぁ〜。
こんなかっこ良い造形美ができちゃうんだもんなぁ〜。

うん、やっぱり来てよかった。
ただ、来た道を戻らなきゃいけないってのが面倒臭いけど・・・。

ついでに言うと、多分、二度と来ないと思う。
間違いなく自分から行きたいとは言わない。
だって、本気でかったるいんだもん、行程が。

次に向かったのは、おゆのふるさとにある「湯滝」。
名前を聞いた時は温泉が滝になって流れ出しているのかと思いきや・・・。

 

なにこれ。
温泉の取水パイプが滝のようになってるだけ?
あ、横に滝があるわ。

なんか、昔の大友克洋氏原作アニメ「アキラ」を思い出しちゃった。

鉄雄ぉぉぉ〜!!ってか。

安倍の大滝の滝とは大違いの造形物。
恐るべし、人の欲望って感じでしょ。

そして、続いては「大谷崩れ」だ。
長女が社会の勉強でちょっと前に学んだフォッサマグナで、日本3崩れの一つだそうだが。
俺様にはそんなの関係ねぇ。

やっぱり、自然ってすげぇなぁ〜。



もう、ここにたどり着くのにはちょっとした苦労があったわけよ。
いや、大した苦労じゃなく、単純に道に迷っただけなんだけど。

そんなわけで、ひとまず目的の地は制覇したので、途中にある「赤水の滝」に寄り道して帰路についた・・・。

 


いやまて!
まだ空は明るいぞ!!

何か忘れてやしませんか!?

そう、まだ見てないんだよ、ガンダムの足!!!

何しに静岡くんだりまで来たと思ってんだよ!
ガンダムだよガンダム!!!
これを見ずして、帰れるかってんだい!

嫁の愚痴も、子供たちのブーイングも、今の俺様には聞こえない!

認めたくないものだな・・・自分自身の、若さ故の過ちというものを。

 

現着は既に薄暗くなった17時過ぎ。
ライトアップされていて、より一層ガンダムが映える。

もう、俺様ひとりで大盛り上がり!!

俺:「僕が1番ガンダムをうまく使えるんだ!」
嫁:「あんたを使うのは私よ」
俺:「今日まで一緒にやってきた仲間じゃないですか」
嫁:「あたしゃあんた無しでも生きていけるわ」


嫁:「そんなに写真撮ってどうするの?ガキ!」
俺:「ボウヤだからさ・・・」

俺様一人満喫し、今度こそ本気で帰路についた。
あ、そういえば晩飯食べてねぇよなぁって、富士川SAで休憩がてら食事をとった。

俺様は引かれる品がなく、どこにでもある冷凍うどんのセットで空腹を満たす。
嫁は嫁で、なんかふつうのパン食ってた。

子供たちは静岡おでん。
うわぁ〜スープ(?)黒っ!
ちょっとススってみたが・・・おでんの味だった・・・。

なんにしても、内容の濃い一日で、非常に楽しかったさ。
ありがたやぁ、ありがたやぁ。



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