これも欲しかった「かつお酒盗」を作ってみた!



「酒を盗んでも食べたくなる味だ。」


これが語源とも言われている酒盗。
魚の内臓の塩漬けを発酵させたモノです。
その中でもメジャーなのが「かつお酒盗」で、いつか作ってみたいと思ってたんだよね。

とは言っても、カツオから取れる内臓なんてたかが知れた量。
そこそこの数が揃わないと、なかなか手が出す気にならないんですぅ。

まぁ、暴露しちゃうと、市販のソレを食べた事ないです(笑
だって・・・ソコソコ高いんだもん!!

イメージ解説
用意するのは、内臓。
市販品だと胃や腸だけでなく色々入るみたい。
せっかくなので歯ごたえ抜群の”胃”のみ使用。
開いて両面のヌメリを包丁で取り綺麗に洗います。
綺麗に洗い終わったら細かく切ります。
洗いは充分にやりましょう。
だって、生臭くなりそうなんだもの。
切る大きさはお好みで。
市販品はもっと細かい気もするけど・・・。
強塩してざるに上げて涼しい場所に置いて一晩。
生臭い液体がでてくるので、また水洗い。
再度塩を振ってまた一晩。
これを数日繰り返す。
液が出なくなったら水洗い。
塩を落とし水気を切ります。
後はタッパーに入れ酒に浸し発酵を待ちます。
市販品は1〜2年熟成させるらしいけど・・・。
味見をしているうちにどんどんなくなっちゃうよぉ。


塩っ気がたまらない。
これまた酒の肴に最高なんだけど、塩分が・・・。
好みによりしばらくは塩抜きがてら、浸した酒を入れ替えると良いですね、

トロトロになるまで熟成させるか?コリコリのまま楽しむか?
個人の好みですが、少しづつ発酵の進行を楽しむのが家庭での楽しみ方なのかな。
がつがつ一度に多量に食べるものでもないから。

繰り返しますが・・・僕は市販品を食べた事が無いです。
個人的には自作品を美味しいと思っているけど、市販品とは全然違う味なのかもしれないっすね。