超手抜きな「あさりの佃煮」を作ってみた!



いやぁ〜、潮干狩りに行くと夢中になっちゃって、食べきれないくらいのあさりを持ち帰ることがあるじゃない。
資源保護の観点からどうのと言う話は置いておいて、せっかく持ち帰ったのに、保存をしきれず腐らせてしまうのもどうかと。

そんなワケで、今回は佃煮に挑戦。これ、日本の伝統的保存食・・・のような気がする。

そうは言っても面倒臭がりな俺様は、適当に適当を重ねて作っただけなので、本気で作りたい人は色々検索してみてくださいな。
それぞれの味付けがあり、自分好みなレシピが見つかると思いますよ。

何はともあれ、あさりの下ごしらえはしっかりやりましょう。
「下ごしらえ」と言っても、「砂抜き」と「潮抜き」をやるだけなんですが。

砂抜きってのは、貝が噛んだ砂を吐かせる行為。
海水に数時間つけて吐き出させます。

潮抜きってのは、貝の飲み込んだ海水を吐かせる行為。
海水から揚げて、数時間放置しておくだけです。

砂抜きは皆やるんだけど、潮抜きをする人はあまり居ないのかな?
これをやらないと、あさり料理は総じてしょっぱくなっちゃいますよ。
やっても、かなりの塩っ気が残りますが・・・。

さぁ、準備万端、佃煮いってみよう!!

イメージ解説
あさりの殻を剥きます・・・が・・・。
面倒臭いので直接貝を煎って口を開かせます。
開いたヤツからドンドン身を取り出していきます。
火が通りきらないうちに身を取るんだけど
殻を剥いちゃうと、恐ろしく容量が小さくなり・・・。
あさりを全部煎り終わると、鍋には煮汁が残ります。
こいつをモトに身を煮込んで行くって寸法です。
醤油、砂糖、ショウガをドボドボ入れて煮立たせます。
砂糖の替わりに黒砂糖や蜂蜜なんかも良いらしいけど
当然そんなものは我が家にはありません。
固形のショウガなんか当然我が家に無いので
チューブなおろしショウガが投入されます。
照りを出すためミリンを入れますが
我が家に本みりんなんて高級品はありません。
ミリン風調味料でガマンガマン。
ある程度水気が飛んだところで剥き身を投入。
あさりは火が通ると硬くなってしまうので
メッチャ水気を飛ばした後に投入するのも良いとか。
完全に汁っ気がなくなるまで煮詰めて行きます。
うぅ、鍋を焦がすと嫁に怒られるので
弱火でコツコツと煮詰めて出来上がり。
元々の貝がエライ小さかったので
シジミの佃煮みたいになっちゃった。
熱々ご飯に載せて食べれば
口の中が下町情緒でいっぱいじゃぁ〜!!


佃煮っていうより、ショウガ醤油煮込みみたいになっちゃったけど、美味しけりゃなんでも良いやってね。