アナゴ仕掛けを自作してみる!



アナゴを釣るため、より良い仕掛けを求めてネットサーフィンをしてみた。

一般的には釣鐘型オモリを使用したモノの派生や手の込んだ両天秤式が多いなか、面白い仕掛け図を発見。

神奈川県横浜市鶴見区にある船宿、隠居屋の胴付仕掛け(?)がこれ。






勝手に画像を拝借してしまいましたが、おぉ、これは良いんじゃないの?ってことで、自作することにした。
(つーか、自作も何もないのだけど。)

1枚目の写真は一般的なアナゴ釣りに使われる道具一式。 釣鐘型オモリ、10号、15号、20号。
値段は・・・いくらだったかなぁ。

2本針用両天秤は、購入価格680円也。
逆T字になっていて、左右先端部にアナゴ針を付けるというもの。
付属のルミコをオモリ(15号)の下、天秤部の付け根にはめ込む形になっている。

市販のアナゴ用針は、購入価格280円也。
これを購入した当時は、ビーズでコテコテ装飾された仕掛けはあまり見かけなかったと記憶している。
高かったから買わなかっただけかも・・・。

どれも10年程前に爆隊隊長とアナゴ釣りに出かけた時に購入したものなので、現在の実売価格は不明。
いやぁ、それにしても、よく残ってたなぁ。

そして、今回用意したものが2枚目の写真。
と、言っても、これもオレサマのお道具箱からほじくり返して来たもので、購入時期は不明。

うなぎ針12号、ハリス4号で定価150円。
針はやっぱり「がまかつ」だよね。

蛍光パイプ、いくらだったっけ?
透明ビニールパイプはこれの数倍の長さがあったけど、やっぱり蛍光のほうが良いかなって。
ぐちゃぐちゃなあたりが性格出てるでしょ。

元はハリスケースだった入れ物に、ゴチャっと入っているのがスナップ付きヨリ戻し。
色々な市販仕掛けを廃棄する際に取って置いたモノで、購入した経験は未だかつて一度も無い。
サイズ毎に分けて管理なんて、当然してないし、する気もサラサラ無い。

そんじゃま、針を作りますか。

市販のアナゴ針は、ハリスに直接スナップが付いているだけ。
これは、天秤側にヨリ戻しが付いているので、針に付ける必要が無いからだと思う。
でも、今回用意しようとしている胴付仕掛けでは、直接オモリのアイに針を付けるので、ハリスにヨリ戻しが必要なワケ。
まずは、蛍光パイプを市販品と同程度の長さにチョキチョキ切り分ける。
パイプにハリスを通して針先近くまでコキ上げ、ヨリ戻しを結ぶ。
今度はパイプをヨリ戻し側にコキ上げて、余った針側のパイプを切断。
この時にはハリスを傷付けないように気をつけないとね。
そんでもって出来上がったのが3枚目の写真。

ひょえぇ〜、パイプに癖が付いてて、アナゴを釣る前からグニャってるじゃん。

そこで登場、牛乳パックぅ〜!!

市販の仕掛け巻きなんか使わない。
貧乏だからじゃない。買う必要ないから使わないんだ・・・と、言い聞かせてみる。

複数枚重ねてクリップ止めし、ハリスを輪ゴムで引っ張って、真っ直ぐに固定。
このままドライヤーとかで軽く温めれば、きっとまっすぐになるはず・・・なるだろう・・・なってほしい・・・。
怖くて、直前まで外せない。

後は、蛍光オモリとルミコを用意するだけ。

余談だが、仕掛けとか作ると指先が必ず血まみれになるのは何でなんだろう。
自分的には、手先はキヨウなほうだと思うのだが、大雑把な性格がいけないのだろうか・・・。