〜野毛山登山編〜
まじで、山の上なんだよね、野毛山動物園って。
何十年ぶりだろう、ここに来たのは。
来たことはあるはずなんだけど、全然覚えてねぇや。
今日は6月の土日で唯一、予定のなかった日。
このため、妻が何やら計画を立て始めた。
妻 : 「シー行くか!?」
相変わらず唐突に始まった、とある夕食の会話。
”シー”とは、当然ながらディズニーシーのこと。
俺 : 「は?先週TDLに行ったばっかしじゃん。」
妻 : 「行ったのはランド。シーとは別でしょ。」
俺 : 「いや、そりゃそうだけど・・・」
前々日位までは、本気でシーに行く気だったみたい。
でも、翌日曜は朝から自分が仕事ってことがネックだったようで、諦めた。
そんでもって、野毛に行くことになったわけ。
半端ない上り坂だ。
のっけから心も身体も折れそうだ。
もう、何週間ぶりになるのか分からないくらい、最近は土曜と言えば雨だったのだけど、今日は久し振りに日差しもでて、暑いっす。
そんなこんなで、レッサー君のお出迎えは、暑くて寝てるし。
園はマジで山間に作ったって感じの起伏の激しい場所。
1種類の動物見る度に、階段を上り下りするって感じ。いや、マジっす。
ひょえぇ〜、ランドマークタワーが良く見えるわ。
ここには、トラが居る。ライオンだって居る。
しかも、入園料はタダ!!
こういう施設があると、本当に嬉しいよ。
横浜市立なんだけど、市民じゃなくても入れるし。(笑
せめて子供料金は全部タダにしろっての。
養育費がかかるから、少子化に歯止めがかからないんだ!って、ちょっと社会的批判なんかもしてみる。
さらにありがたいことに、子供たちに大人気の「おさわりコーナー」もある。
残念ながら、キレイなねーちゃんとかは居ない。
居るのは、ハツカネズミ、ヒヨコ、モルモットの3種。・・・ニワトリも一羽歩いてたなぁ。
次女も、いつのまにか怖がらずに動物たちを触れるようになった。
ただ逆に、一度始めてしまったらなかなか移動出来ない(離れたがらない)って弊害が・・・。
時間切れを理由に、なんとかおさわりコーナーから引っぺがし、残った動物たちを観察して、昼飯をとるために園を出た。
本日の狙いは、センターグリルという、老舗の洋食屋さん。
妻が独身時代に、俺様の知らないヤツと食いにいったらしい。
別に嫉妬とかはしない。
なぜなら、自分が行けないような高級料理店ではないからだ。
美味いのかと尋ねると、「昔っからある感じ」だそうだ。
どうやら、日ノ出町の駅のほうにあるらしい。
さすが野毛。おっさんが多い・・・WINSがあるしな。
目抜き通りを1本入ると、昔からの小料理屋ってか飲み屋が軒を連ねる。
野毛というと、俺の親父も昔、飲み歩きまくってたと言っていた。
大酒飲みの親父、嘘じゃないだろって、改めて実感しちまった。
そんくらい、飲み屋ばっかし。知ってたけど。
しばらく歩いた一角に、小さな小さなお店を発見。
妻 : 「迷わず1発で来た!すげぇだろ?」
一同 : 「はいはい」
1階には小さな小さなテーブル席が2〜3席あり、そのまま2階へ案内された。
総キャパ、30人位?の小さな小さな店。
テーブルが高く、次女は椅子に正座しないと届かない。かといって乳児用の椅子を使うほどでもないし。
古い定食屋って感じで、イスとテーブルのバランスがちょっと悪いんじゃね?
浜ランチ(オムライス・チキンカツ)、上ランチ(ポークピカタ・海老フライ・ライス)、ナポリタンを注文。
出てきた料理は・・・ボリューム満点。
お味のほうは・・・昔の洋食って感じで、普通に美味しい。
昔の給食の食器みたいな皿に盛り付けられて、飾りっけも無い。
フォークやスプーンが、紙ナプキンに包まれて出てくるあたりも、古い雰囲気で、逆に新鮮。
腹減ってるときにはまた来ても良いかなって。
妻 : 「ここって、夜に来ても”ランチ”なんだよね。あはは。」
おかげさまで腹いっぱい。
夕食は酒のつまみ程度で良いねって、ぷらぁ〜っと帰ってきましたとさ。
これといったオチも無いけど、けちけちな遊びを満喫してきましたよ。
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